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大河原公園付近 案内図
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花見がてらに一目千本桜の穴場スポットを散策しました。白石川の左岸と右岸を股にかけた一周コースです。順路は、大河原大橋〜大河原公園〜金ヶ瀬さくら大橋〜千本桜スポーツパーク〜大河原大橋です。左岸のメインは大河原公園・河川公園の桜。古木老木と違って若い樹ですが、見ごたえのある桜に成長しています。右岸のメインは、千本桜スポーツパークのウォーキングロード「おおがわら桜ライン」の桜。まだ小ぶりな若木ですが、新鮮さを振りまいています。
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大河原大橋と桜まつり会場
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今回の桜散歩は、県道110号に架かる大河原大橋からスタートします。尾形橋方面を眺めると、「桜まつり会場」は花見客で大にぎわい。駐車場は満杯状態でした。
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大河原大橋と蔵王連峰
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「桜まつり会場」を右手に見ながら、大河原大橋を渡ります。正面に見える残雪の蔵王が美しい。大河原大橋を渡り終えたら、すぐに左に折れて土手の道に入ります。
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大河原産業高校の枝垂桜
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大河原産業高校のグラウンド脇にシダレザクラが咲いていました。大河原産業高校は、令和5年(2023年)に柴田農林高校と大河原商業高校を統合して開校しました。
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下川原の土手・1
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大河原産業高校のグラウンドを過ぎると、ソメイヨシノの桜並木が始まります。「桜づつみモデル事業」の指定を受け、平成5年度(1993年)に植樹された桜並木です。
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下川原の土手・2
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下川原(しもがわら)で撮影しました。「桜づつみモデル事業」の指定区間は、大河原町中川原(なかがわら)〜金ヶ瀬川根(かながせかわね)までの1.6kmです。
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新古川の土手・1
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新古川(しんふるかわ)で撮影しました。「桜づつみモデル事業」の桜は、まだまだ小さいと思っていましたが、年ごとに成長し、こんなに大きくなりました。
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新古川の土手・2
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桜並木沿いには閑静な住宅街が広がっています。新古川の宅地は、平成1年度〜6年度にかけて実施された土地区画整理事業により誕生しました。もとは畑地でした。
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新古川の土手・3
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いま来た道を振りかえり、大河原大橋方面に向かって撮影しました。右手には河川敷が広がり、野良仕事をしている人の姿も見えます。のどかな春の風景です。
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新古川の土手・4
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土手を降りて、下から桜並木を撮影しました。古木老木が連なる尾形橋付近の桜並木とは異なり、どこかに瑞々しさを残す美しい桜並木が続いていました。
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新古川の土手・5
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新古川の桜並木は、「桜づつみモデル事業」で植樹された桜の中で、最も見栄えがするように感じました。植栽から30年経つと、こんなに大きくなるのですね。
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河川公園 あずまや
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「あずまや」でひとやすみ。「あずまや」を「四阿」と書くか、それとも「東屋」と書くか、いつも悩む。だから、どっちに転んでもいいように「あずまや」と書きます。
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河川公園 展望デッキ
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土手に展望デッキがあり、旗ポールが3本立っています。この辺りは少しだけ賑わっていましたが、「桜まつり会場」のような混雑は全くなく、屋台や出店もありません。
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河川公園 連絡橋
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大河原公園と河川公園を結ぶ連絡橋を撮影しました。連絡橋の下を町道が通っています。大河原公園と河川公園は隣接して、1つの公園のようになっています。
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河川公園 トイレ
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土手のトイレです。観光地にとってトイレは重要施設。30数年前に鎌倉市の観光地図を作りましたが、市内すべての公衆トイレを地図に表記することが条件でした。
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大河原公園と土手の桜・1
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大河原公園と河川公園を結ぶ連絡橋から撮影しました。左側が大河原公園、右側が河川公園だとすると、土手の桜並木は河川公園に属するのかな? 素朴な疑問です。
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大河原公園と土手の桜・2
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大河原公園に接する土手の桜は大河原公園に属するのか、それとも河川公園に属するのか。そんな疑問をよそに、桜は年ごとに大きくなり、美しさを増してゆきます。
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大河原公園と上大谷の桜
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大河原公園の築山で、上大谷(かみおおや)地区の桜並木を撮影しました。上大谷は白石川の向こう。まだ小さい桜の樹が、軽やかな調子で並んでいました。
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大河原公園の築山・1
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大河原公園には、人工的に作られた築山があります。登り口からテッペンまでの比高は10m足らず。小さな丘ですが、テッペンに立つと気持ちが晴れます。
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大河原公園の築山・2
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楽しそうに語らい合う男女、ベンチに寝そべる男、うつむいて歩く子供。築山に展開する三者三様の人間模様。舞台劇を見ているようで、急いでシャッターを押しました。
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大河原公園の築山・3
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築山のベンチは、それなりに利用者がいるようです。人目に触れる土手のベンチより、休み心地がいいのでしょう。高齢になると、ベンチが置いてあるのはありがたい。
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河川公園 イベント広場・1
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河川敷に広がる公園。この公園を、県は「白石川河川公園」と呼び、町は「大河原河川公園」と呼んでいるようです。呼び方は、立場や目的によって変わるのでしょう。
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河川公園 イベント広場・2
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「白石川河川公園」か「大河原河川公園」か。こんがらかってくるが、こんがらかって美しく見えるものもある。イベント広場の樹の枝は、こんがらかってアートです。
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河川公園 親水広場・1
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河川公園の親水広場を撮影しました。親水広場に隣接して駐車場があります。冬になると川べりに渡り鳥が飛来するので、白鳥や鴨を近くで見ることができます。
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河川公園 親水広場・2
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桜まつりになると、渡り鳥みたいにカヌー愛好者がやってきます。この日も愛好者たちが白石川でカヌーを漕いでいました。対岸には上大谷地区の桜並木が見えます。
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河川公園 親水広場・3
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川べりにいたカヌー愛好家に、カヌーとカャックの違いを聞いてみました。カヌーは櫂の片側だけに水掻きが付いていて、カヤックは両側に付いているそうです。
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河川公園 親水広場・4
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白石川、金ヶ瀬さくら大橋、MTBパークの桜、欠ノ山(かけのやま)が写っています。欠ノ山は標高121m。大河原町大谷(おおや)地区では最も標高の高い山です。
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河川公園 駐車場
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親水広場の隣に河川公園の駐車場があります。回遊コース全体を歩かずに、大河原公園と河川公園の花見だけが目的なら、初めからここに駐車すると便利です。
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運転免許センター
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仙南運転免許センターの前を歩いています。すぐ隣に金ヶ瀬さくら大橋があります。金ヶ瀬さくら大橋は、角田市と村田町を結ぶ仙南東部広域農道に架かる橋です。
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金ヶ瀬川根の桜並木
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金ヶ瀬さくら大橋から、金ヶ瀬川根の桜並木を撮影しました。桜並木は大高山神社の下まで続きますが、今回はここで橋を渡り、対岸の上大谷地区へ向かいます。
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大河原公園の桜と舘山
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金ヶ瀬さくら大橋から、大河原公園と河川公園の桜を撮影しました。後方の山は船岡城址の舘山で、標高は136m。山頂には白衣の平和観音像が建っています。
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上大谷の河川敷
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金ヶ瀬さくら大橋を渡って上大谷地区に着きました。河川敷には菜の花が咲いていました。上大谷地区の河川敷は、千本桜スポーツパークの完成で激変しています。
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千本桜スポーツパーク
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千本桜スポーツパークには、MTBパーク、ドッグラン、パークゴルフ場などがあります。右岸堤防の桜並木は平成27年(2015年)の植樹。まだ若い樹です。
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おおがわら桜ライン
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千本桜スポーツパークの「おおがわら桜ライン」は、サイクリング・ウォーキング専用道路です。秀麗な蔵王を眺めながら、この道を歩いて大河原大橋へ戻ります。
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桜樹碑
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おおがわら桜ラインを歩いて、大河原大橋に戻って来ました。大河原大橋の下には、一目千本桜の生みの親・高山開治郎を称える桜樹碑が建っています。
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地理と地域>一目千本桜と船岡城址公園>大河原公園付近の桜
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