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明治維新により武家社会が終わると、城下町の船岡は寂れて村勢は低迷する。槻木駅や北白川駅が開業しても、船岡には駅がない。村田や槻木が町に昇格しても、船岡は村のままである。しかし、昭和14年、海軍火薬廠が完成して船岡は激変する。東洋一の大規模な火薬工場の進出で人口が急増。活気ある町に生まれ変わった。昭和30年の国勢調査では大河原町を抜き、柴田郡で最も人口の多い町となった。以来船岡は工業都市、商業都市、住宅都市など多彩な顔をもって仙南地域を牽引してきた。まるで機関車のようにバイタリティのある町である。標高136mの舘山に登ってみましょう。眼下には、仙南最大の人口に膨らんだ船岡の市街地が広がっています。ちなみに、令和2年国勢調査による地理統計上の市街地人口(人口集中地区人口)は、船岡17,862人、大河原17,101人、白石12,004人、角田5,784人です。船岡の街並みを、12枚の地図と205枚の写真で紹介します。
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目 次
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駅前通り
写真18枚
駅前通りは船岡のメインストリート。歩道や街路灯が整備され、整った景観をしています。船岡駅から仙台大学まで歩きました。 |
旧国道
写真24枚
旧国道は船岡を東西に貫く幹線道路。イオンタウン柴田から船岡城址の麓まで歩きました。現在の県道50号が旧国道です。 |
北小路・銀座通り
写真20枚
北小路・銀座通りは船岡の中心街。さらに足を延ばし、イトーチェーン船岡店から船岡公民館まで歩いてみました。 |
内小路
写真10枚
内小路は白鳥神社周辺の旧地名。現在は船岡西1丁目になっています。藩政時代は武家屋敷が並ぶ侍丁でした。 |
横町・本町・新町
写真20枚
横町・本町・新町は藩政時代の町人町。昭和初期までは船岡村の中心街でした。現在の地名は船岡西、船岡中央です。 |
南光大通り
写真10枚
南光大通りは柴田町船岡と角田市君萱にまたがる都市計画道路。沿道には工業団地、船岡駐屯地、仙台大学が立地しています。 |
新栄通り
写真10枚
新栄通りは平成18年に開通した新しい道路。南光大通りと大沼通りを結ぶ道路で、船岡市街の南部を横断しています。 |
大橋通り
写真16枚
大橋通りは仙台大学前から本船迫へ至る都市計画道路。一部区間が道路法の県道116号船岡停車場船迫線と重複します。 |
大沼通り
写真22枚
大沼通りは船岡駐屯地前から東船迫の国道4号に至る都市計画道路。全区間が道路法の県道114号角田柴田線と重複します。 |
白石川堤一目千本桜
写真10枚
白石川堤一目千本桜は8.5kmに及ぶ桜並木。緑葉がみずみずしい並木道を、千桜公園から柴田大橋まで歩きました。 |
国道4号
写真24枚
国道4号(通称柴田バイパス)は1日あたり3万5千台の車両が通過する大動脈。沿道には多数の店舗が張り付いています。 |
船迫
写真18枚
船迫は藩政時代の宿場町。城下町の船岡とは別々の村でしたが、現在は市街地が拡大し、船岡と一体化しています。 |
駅前通りは、船岡のメインストリート。道幅が広く、歩道・街路灯・街路樹および商店街のサインが設置され、景観整備への熱心さが感じられます。沿道には、金融機関の七十七銀行・仙台銀行・仙南信金が店舗を構え、中心街らしい景観をしています。
船岡駅の駅舎は、お城をイメージしている。駅前には樅の木広場があり、小室達(こむろとおる)のブロンズ像「永遠の女性像」が置かれています。小室は旧槻木村出身の彫刻家。仙台城の伊達政宗騎馬像も小室の作品。駅前で目立つのはホテル原田inさくら。他に大きな建物がないので、とにかく目立つ。旧国道と交差する七十七銀行前は船岡のヘソ。主に仙台大学の学生だが、街の中を人が歩いているのも船岡の特徴で、活力を感じる。仙台銀行前を左折すれば銀座通り、右折すれば町役場へ至る。酒のやまや前の電話ボックスのデザインが気に入ったので写真を撮影。駅前通りはこの先、自衛隊駐屯地方面へ延びているが、仙台大学の前で折り返しました。 |
船岡駅舎と樅の木広場
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樅の木広場と永遠の女性像
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樅の木広場とホテル原田inさくら
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樅の木広場と駅前通り
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ホテル原田inさくら前の歩道
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ホテル原田inさくら付近(正面は船岡駅)
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旧国道との交差点(角田方面向き)
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旧国道との交差点(船岡駅方面向き)
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銀座通りとの交差点(角田方面向き)
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銀座通りとの交差点(正面は駅)
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仙台銀行付近の歩道・街路樹・街路灯
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仙南信金付近の歩道・街路樹・商店街サイン
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松浦組付近(角田方面向き)
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松浦組付近(船岡駅方面向き)
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平井菓子店前の商店街サイン
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酒のやまや前の電話ボックス
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南光大通りとの交差点付近
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仙台大学
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旧国道は、船岡を東西に走る幹線道路。道路法での名称は、県道50号白石柴田線といいます。沿道には大型ショッピングセンターや、船岡小学校・七十七銀行・柴田郵便局などが立地しています。イオンタウン柴田から船岡城址の麓まで、3.5kmを歩きました。
船岡郊外のイオンタウン柴田から街歩きスタート。イオンタウンは、スーパーのザ・ビッグやホームセンターのDCMが入居するショッピングセンター。柴田町で最大の商業施設です。パチンコダイナムや薬王堂柴田店のあたりは、郊外といった雰囲気。街並みらしい景観になるのは、船岡小学校を過ぎたあたりからです。蓮華寺は旧城下町の東北端に位置するお寺。この先、旧国道は、原町や川原小路などの旧城下町エリアに入ってゆくが、古いものは残っていないようだ。駅前通りとの交差点周辺は船岡の中心街。柴田郵便局の隣には7階建てのマンション。たかが7階建て、と笑ってはいけない。船岡の街並みは、知らず知らずのうちに都市的になっている。 |
イオンタウン柴田 入口(大河原方面向き)
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イオンタウン柴田 ザ・ビッグ
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イオンタウン柴田 駐車場
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ダイナム 入口(大河原方面向き)
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おてんとさん(大河原方面向き)
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大沼通りと立体交差(高架が大沼通り)
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薬王堂 宮城柴田店(大河原方面向き)
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トヨタカローラ柴田(大河原方面向き)
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柴田交番・柴田消防署
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船岡小学校前歩道橋(大河原方面向き)
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歩道橋から見た旧国道(大河原方面向き)
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歩道橋から見た旧国道(岩沼方面向き)
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船岡小学校
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大橋通りとの交差点(大河原方面向き)
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蓮華寺 山門
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蓮華寺 本堂
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カーエネクス前交差点(大河原方面向き)
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カーエネクス前交差点(岩沼方面向き)
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駅前通りとの交差点(大河原方面向き)
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駅前通りとの交差点(岩沼方面向き)
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柴田郵便局とマンション(大河原方面向き)
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マンションとホテル一太郎(岩沼方面向き)
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毛利産婦人科医院(大河原方面向き)
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市街地の西端(大河原方面向き)
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町役場前の北小路は藩政時代の侍丁。銀座通りは昭和時代に発展した商店街。町役場前から銀座通りの東端まで観察したあと、イトーチェーン船岡店まで足を運びました。船岡で最も地価が高いのは駅前通りと思いがちですが、令和5年の路線評価額はイトーチェーン前の方が高いのです。
町役場前の北小路は、片側だけだが歩道や街路樹が整備してある。歩道設置以前にくらべると垢抜けした街並みになりました。駅前通りを横切って銀座通りへ。100mだけの短い区間だが、両側に歩道があって、ちょっとは商店街らしい。その先には、居酒屋などが肩を寄せあう老朽長屋が。うむ、退廃的で魅力的! 「居酒屋ふる里」「バー歌夢飲」など、店主の思いがこもる店名を見るのも街歩きの楽しみ。「スナックしず」は直球命名だな。たぶんママの名は静子だろう。イトーチェーンはこの近辺の核店舗で、予想以上に客足が多い。しかし、イトーチェーン前の地価が船岡で一番高いというけれど、やはり駅前通りの方が都市的な景観をしています。 |
柴田町役場前十字路
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北小路の歩道(柴田町役場前)
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柴田町役場
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北小路(銀座通り方面向き)
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北小路(船岡城址方面向き)
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北小路(船岡城址方面向き)
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北小路の歩道(銀座通り方面向き)
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北小路の歩道(船岡城址方面向き)
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銀座通り(仙台銀行)
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銀座通り(駅前通りの交差点)
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銀座通り(袋町方面向き)
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銀座通り(船岡城址方面向き)
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銀座通り(袋町の交差点)
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銀座通り(飲食店街)
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大橋通りとの交差点(東向き)
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大橋通りとの交差点(西向き)
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イトーチェーン前交差点(東向き)
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イトーチェーン前交差点(西向き)
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イトーチェーン船岡店
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イトーチェーン前交差点(南向き)
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内小路は、しばたの郷土館や白鳥神社付近の旧地名です。藩政時代には侍丁でしたが、廃藩置県で武家屋敷が消滅し、農地になりました。現在は住宅街として復活しましたが、概して建物は新しい。それなのに、どこか歴史が感じられる内小路の街並みを歩いてみましょう。
城址公園&郷土館の駐車場に車を駐め、昔の家老屋敷跡に建つ「しばたの郷土館」へ。しばたの郷土館は、図書館・文化伝承館・思源閣などの複合施設で入館無料。思源閣に展示してある海軍火薬廠のジオラマは、複雑な地形と広大な敷地を利用した大規模火薬工場の様子が見て取れるので、一見の価値があります。白鳥神社は、明治12年に舘山の山頂から現在地に移転したもので、赤い鳥居と開放的な境内は内小路のシンボル。白鳥神社前の道路は内小路のメイン道路ですが、車の流入も少なく、静かで落ち着いた住宅街となっています。内小路という地名は、住居表示が実施されて消滅し、現在は船岡西1・2丁目となっています。 |
船岡城 お堀跡(道路の右手)
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しばたの郷土館(右手の建物)
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しばたの郷土館「柴田町図書館」
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しばたの郷土館「ふるさと文化伝承館」
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しばたの郷土館「茶室 如心庵」
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しばたの郷土館「資料展示館 思源閣」
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内小路の街並み(南向き)
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内小路の街並み(北向き)
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白鳥神社の拝殿
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五輪小路と白鳥神社
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横町・本町・新町は藩政時代の町人町。周囲には内小路・川原小路・北小路・五輪小路などの侍丁が配置されていました。今は静かな街並みですが、江戸時代から昭和初期までは船岡村の中心街でした。横町の西端から本町を通り、新町の東端まで歩いてみましょう。
横町の西端をスタート。町役場のある本町を目指します。毛利産婦人科を過ぎると、レトロな看板を掲げた小屋に遭遇。佐藤たばこ店というらしい。この小屋は店舗なんだろうか? ミニチュアみたいで面白い。町役場前の交差点を右に曲がると、そこは本町。街歩きの人気スポットです。水路を復活して歴史的街並みを保全。「蕎麦処 陣屋」や「麹や」のなまこ壁が写真映えします。エルム衣料品店の角を左折して新町を進むと、西部劇に出でくるような店を発見。サンセットブルーバードという音楽酒場らしい。いろんなものが混沌とする魅力。う〜ん、カオス船岡! 新町の終点は酒のやまや。帰路は新町の南に位置する大光寺と恵林寺に立ち寄りました。 |
横町(本町方面向き)
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横町(本町方面向き)
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横町の佐藤たばこ店
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横町(船岡城址方面向き)
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本町・横町角(町役場付近)
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本町・横町角の道標(しばたの未来の脇)
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本町の水路(町役場付近)
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本町の水路(陣屋・麹や付近)
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本町(新町方面向き)
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本町(横町方面向き)
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本町の蕎麦処陣屋
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本町の麹や
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新町(酒のやまや方面向き)
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新町(酒のやまや方面向き)
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新町の音楽酒場サンセットブルーバード
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新町と駅前通りの交差点
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恵林寺の山門
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恵林寺の本堂
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大光寺の山門
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大光寺の本堂
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南光大通りは、角田市と柴田町にまたがる都市計画道路で、またの名を隈西(わいせい)広域農道といいます。沿道には船岡工業団地・自衛隊駐屯地・仙台大学などの大規模施設がダイナミックに張り付いています。農道というより、産業道路と呼ぶ方がふさわしい道路です。
南光大通りを北日本電線からENEOSガソリンスタンドまで歩いてみました。南光大通りは、幅広い歩道や桜並木の植樹帯があり、ゆとりがあって広く感じる。沿道には北日本電線・東北三和鋼器・東北大江工業など、広い敷地を必要とした工場が立地しているが、南光大通りを歩いている限りは静かで、人の気配がしません。道路の反対側は自衛隊の駐屯地。フェンス内の敷地には軍用色の車両が何台も停まっていますが、金網越しにカメラを向けると「 怪しいヤツ」と疑われるので、撮影はやめておこう。駐屯地の船岡門より北は、仙台大学の学生も歩いていて、街らしい景観になってきます。この一帯は海軍火薬廠の跡地でした。 |
北日本電線
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船岡工業団地案内板
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東北三和鋼器
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東北三和鋼器前(角田方面向き)
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東北大江工業
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東北大江工業前(角田方面向き)
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仙南地域職業訓練センター
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職業訓練センター前(船岡方面向き)
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エムシークロップ&ライフ化成
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ENEOSガソリンスタンド前の交差点
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新栄通りは、平成18年に開通した新しい道路です。船岡は他都市に比べて歩道設置が進んでいるのが特徴。新栄通りも、歩道・街路灯・街路樹が整備された立派な道路です。沿道の所々に畑地が残っていて未成熟な街並みですが、今後の発展が大いに期待されるエリアです。
柴田不動産の前から新栄通りの街歩きを開始。道路には「しばたまち」と標記したデザイン看板を掲げ、積極的に町をアピールしている。街路灯はシンプルに見えて実は凝っている。ポールの先端には車道灯、中間には歩道灯が付いているので灯りは2倍。舘山から夜景を眺めると、新栄通りのオレンジ色の街路灯がひときわ明るく見えます。街路樹はコヒガンザクラ。五間堀沿いにはシダレザクラの並木もある。奇抜で個性的な建物を発見。美容室「SCOCRA」と書いてあるが、読み方がわからない。突きあたりの丁字路が新栄通りの終点。その先には水田が広がる。都市計画図には、丁字路を突き抜けて水田を通り、剣崎で旧国道に接続する計画道路が描かれています。 |
柴田不動産前(南光大通り方面向き)
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柴田不動産前(大沼通り方面向き)
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道路のデザインサインと街路灯
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大橋通りとの交差点(大沼通り方面向き)
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五間堀沿いのシダレザクラ植え込み
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船岡中学校入口交差点付近(大沼通り方面向き)
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美容室SCOCRA前の歩道と街路樹
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美容室SCOCRA
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新栄通りの終点付近(大沼通り方面向き)
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新栄通りの終点(南光大通り方面向き)
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大橋通りは、本船迫と仙台大学前を結ぶ都市計画道路。途中、国道4号・白石川・東北本線・旧国道を横断する。国道4号から旧国道までの間は、道路法で認定された県道116号船岡停車場船迫線と重複します。仙台大学の先にある船岡支援学校まで足を延ばしました。
大橋通りの観察はイトーチェーン船迫店からスタート。船岡はスーパーマーケットの激戦区だが、イトーチェーン船迫店もそれなりに集客している様子。国道4号との交差点には、しまむら、幸楽苑などが出店。国道4号を横断して柴田大橋へ。白石川の土手は若葉が繁る並木道。陸橋で東北本線を越え、旧国道との交差点へ。ここは平面交差。旧国道には右折レーンがないので渋滞気味。ミニストップの隣に立派な3階建てのビルが完成。学生寮らしいが、見た目はマンション。この建物の完成で、またひとつ街並みの景観がアップしました。突き当たりは仙台大学。街なかを歩く学生に活力を感じる。こんな雰囲気、仙南では船岡だけ。大学ひとつで街は変わるのだ。 |
イトーチェーン船迫店
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国道4号との交差点 しまむら柴田店
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国道4号との交差点 ネッツトヨタ仙台
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国道4号との交差点 幸楽苑柴田店
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まくたスタジオ付近 (仙台大学方面向き)
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柴田大橋 (仙台大学方面向き)
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柴田大橋から見た白石川(下流方向)
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柴田大橋から見た白石川(上流方向)
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東北本線をまたぐ跨線橋 (仙台大学方面向き)
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東北本線をまたぐ跨線橋 (船迫方面向き)
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東北本線をまたぐ跨線橋 (仙台大学方面向き)
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旧国道との交差点 (仙台大学方面向き)
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ミニストップ船岡中央店付近
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仙台大学
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柴田町船岡体育館
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宮城県立船岡支援学校
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大沼通りは、自衛隊駐屯地前から東船迫の国道4号へ至る幹線道路で、またの名を県道114号角田柴田線といいます。沿道の新栄1〜6丁目は新しい街。今はまだ粗削りですが、将来は柴田町の生活拠点地区になりそうな、そんな期待が湧いてくるエリアです。
船岡駐屯地の正門前を出発。大沼通りに入ると、足軽まんじゅう、マーブルマーブルなどの店舗が見えてきます。その先にはヨークタウン柴田が陣取る。船岡では、イオンタウン柴田とイオン船岡店に次ぐ3番目に大きな商業施設で、核店舗はヨークベニマル。道路の反対側は水田が広がる郊外風景。スーパーのフレスコキクチを過ぎると、仙南一の大型パチンコ店「つばめザ・ムーブ」 。パチンコ店が減少するなか、仙南のパチンコ店ビック3が船岡に集中。さくら船岡大橋で、旧国道・東北本線・白石川を一気にまたぎ、白石川対岸の東船迫へ。川沿いは緑葉の一目千本桜が清々しい。国道4号ミニストップ前の丁字路交差点が大沼通りの終点です。 |
陸上自衛隊船岡駐屯地 正門
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リハビリパークさくら付近(国道4号方面向き)
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足軽まんじゅう付近(国道4号方面向き)
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マーブルマーブル付近(国道4号方面向き)
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ヨークタウン柴田 駐車場
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ヨークベニマル柴田店
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ヨークタウン柴田付近(国道4号方面向き)
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新栄通りとの交差点(国道4号方面向き)
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お好み焼 道とん堀付近(角田方面向き)
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フレスコキクチとツルハドラッグ
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フレスコキクチ柴田店
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ツルハドラッグ柴田船岡店
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セブンイレブン新栄店付近(国道4号方面向き)
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パチンコ つばめザ・ムーブ
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さくら船岡大橋 (国道4号方面向き)
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さくら船岡大橋 (角田方面向き)
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ドラッグストア薬王堂宮城柴田店
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さくら船岡大橋 (橋の下は旧国道)
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さくら船岡大橋 (白石川上流方向)
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さくら船岡大橋 (白石川下流方向)
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東船迫(国道4号方面向き)
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国道4号との交差点
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船岡には一目千本桜(ひとめせんぼんざくら)と呼ばれる桜名所があります。この一目千本桜、お花見だけではもったいない。新緑や紅葉の季節にも歩いてみたい見事な散歩道です。街並み写真の趣旨から外れますが、5月の一目千本桜を写真に収めました。
一目千本桜は一般に、「大河原町金ヶ瀬〜柴田町船岡土手内8km」と伝えられています。しかし、私は「大河原町金ヶ瀬〜柴田町東船迫8.5km」とするのが適正だと考えます。なぜなら、桜並木は東船迫の東端「内余川の一里塚」まで続いているからです。そんな独り言をつぶやきながら、千桜橋(せんおうきょう)をスタート。4月には大勢の花見客でにぎわった千桜橋ですが、今はシーズンオフで静かです。橋を降りて千桜公園をぐるっと一周。季節外れの園内は静かで、人の姿も3、4人。さくら歩道橋のベンチで一休み。ジョギングする人が土手道を走ってきます。元気だな〜。桜並木はまだまだ続きますが、柴田大橋で折り返しました。 |
しばた千桜橋
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白石川千桜公園
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一目千本桜(大河原駅方面向き)
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一目千本桜(船岡駅方面向き)
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一目千本桜(大河原駅方面向き)
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一目千本桜(大河原駅方面向き)
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一目千本桜(船岡駅方面向き)
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一目千本桜(船岡駅方面向き)
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さくら歩道橋
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白石川(上流方面向き)
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国道4号は日本の大動脈。4車線の太い道路が柴田町を突き抜けています。平成27年度の交通量調査から推測すると、この辺りの車両交通量は1日に3万5千台。交通量の多い道路ですが、特筆すべきは歩道の広さです。この広い歩道に、街づくりのスケールの大きさを感じます。
昭和55年、沿道にサンコア (核店舗はジャスコ) がオープン。当時としては群を抜く巨大ショッピングセンターでした。サンコアの開業で、船岡は商業都市の仲間入り。大河原にフォルテがオープンするまで、船岡は仙南一の広い商圏を有していました。サンコアは現在、イオン船岡店となっています。ホームセンターのダイシンから、まんぷく食堂まで1.8km区間を歩いてみましょう。歩道幅は、仙台の広瀬通りや定禅寺通りの歩道幅に匹敵。そこに街路樹が植樹され、ツツジなどの低木が植え込まれているので、まるで庭園。手入れ次第で、もっと美しく見えるはず。残念なのは、家電・紳士服・スポーツ用品などの買回り品店が立地していないことです。 |
ダイシン前の交差点(仙台方面向き)
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ホームセンター ダイシン
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宮城日産自動車前の歩道(仙台方面向き)
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県民共済前の歩道(福島方面向き)
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ダイシャリン前の歩道(福島方面向き)
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ダイシャリン・すし江戸・ダイソー
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藤崎船岡店前の歩道(仙台方面向き)
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クスリのアオキ
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イオン前交差点(仙台方面向き)
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イオン前の歩道(仙台方面向き)
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イオン船岡店
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イオン駐車場と北船岡町営住宅
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カルタ家具店前の歩道(福島方面向き)
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日産サティオ付近(福島方面向き)
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日産サティオ前の歩道(福島方面向き)
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カルタ家具店・高沢内科付近
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エキスパート保険前の歩道(福島方面向き)
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やすらぎホール前交差点(福島方面向き)
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やすらぎホールしばた
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JAみやぎ仙南 本店
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レストラン ナポリ前の歩道(仙台方面向き)
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西船迫交差点(仙台方面向き)
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しまむら前交差点(福島方面向き)
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しまむら前交差点(仙台方面向き)
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藩政時代、白石川の北に船迫(ふなばさま)村があり、南には船岡村がありました。元は別々の村ですが、現在は市街地が拡大し、船迫は船岡に飲み込まれて一体化した状態です。船迫を住所地名で区分すると、船迫・本船迫・西船迫・東船迫の4つに分けられます。
今回は本船迫と西船迫を歩きました。船迫生涯学習センターに駐車して街歩きスタート。大光院と熊野神社へ参拝し、本船迫の奥州街道船迫宿へ。船迫宿は道路の形状に宿場町の面影が残っている。鍵の手(枡形)が3ケ所にあり、街路はその都度、直角に折れ曲がる。しかし、家屋は総じて新しく、古い民家は残っていない。無料休憩処「芭蕉庵」が目に入る。「庵」といっても「さっかけ」。その見栄えに一瞬たじろいだが、「ご自由にお休み下さい」と書いてあるので、腰掛けさせてもらった。庵主は船迫が大好きなのだろう。西船迫は仙南最大の住宅団地。町道西船迫11号線は団地のメイン道路で、街路樹が美しい。沿道には中学校・小学校・保育所が立地しています。 |
大光院 参道
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大光院 本堂
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熊野神社
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奥州街道 船迫宿.1 (槻木方面向き)
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奥州街道 船迫宿 鍵の手.1 (槻木方面向き)
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奥州街道 船迫宿.2 (槻木方面向き)
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奥州街道 船迫宿 鍵の手.2 (槻木方面向き)
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奥州街道 船迫宿.3 (槻木方面向き)
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奥州街道 船迫宿 鍵の手.3 (槻木方面向き)
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奥州街道 船迫宿.4 (槻木方面向き)
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無料休憩処「芭蕉庵」
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薬師堂
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船迫中学校付近の町道西船迫11号線
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船迫中学校
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船迫小学校付近の町道西船迫11号線
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船迫小学校
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西船迫公園
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船迫生涯学習センター
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