|
はじめに
皆さんは、どのようにして都市の大きさを量りますか。市町村の人口が多いか少ないかで都市の大きさをイメージしていませんか。しかし、人口の多い市より、人口の少ない町の方が都市的な場合もあります。市区町村の大きさではなく都市の大きさを知りたい。それを発露に、人口集中地区(略称DID)を都市地域とし、DID区域内に立地する金融保険業および卸売業小売業の従業者数を基にして、都市の大きさの算出を試みたのは昭和49年のことでした。今となっては古い統計になってしまいましたが、当時の都市の大きさを記録しておくために当ページを作ることにしました。
※ 基礎資料は「昭和47年事業所統計調査報告」と「昭和45年国勢調査報告」です。 ※ 当ページでは「実力人口」「自立度」「連担DID」といった独自の造語を使用しています。詳細は都市地域の設定と都市規模 昭和40年代をご覧下さい。 ※ DIDとは「Densely Inhabited District」の略で、「人が密集して居住している地区」つまり都市的地域を意味します。以後、当ページは人口集中地区をDIDと記します。 |
都市の大きさランキング 昭和40年代 実力人口順
|
都市名:独自基準で命名
実力人口:独自基準で算出 (金融保険業従業者数+卸売業小売業従業者数)× 係数 8 自立度:独自基準で算出 実力人口÷DID人口×100 金融保険業従業者数:昭和47年9月1日現在 事業所統計調査 卸売業小売業従業者数:昭和47年9月1日現在 事業所統計調査 DID人口:昭和45年10月1日現在 国勢調査 自治体の常住人口:昭和45年10月1日現在 国勢調査
| |
|
|
|
当ページは、昭和45年の国勢調査で設定されたDID(人口5,000人以上の市街地)を都市として取り上げています。しかし、基準を満たせずDIDの設定から外れたものの、周辺の村落に対して強い影響力を持つ都市集落もあります。亘理、増田、岩出山、築館、岩ヶ崎、志津川などがその例です。都市は常に変化しています。50年後、100年後には、どのようなランキングになっているのでしょう。
詳細は都市地域の設定と都市規模 昭和40年代をご覧下さい。 |
都市地域の設定と都市規模 昭和40年代のページ一覧
|